ソーラーカーポート4.32kWの300万の見積もりは高いですか安いですか?

ソーラーカーポートに関するお客様からのご質問

ONE TO ONE からのご回答

ソーラーカーポートの見積もりと、元がとれるか?のご質問にお答えします。カーポート屋根に設置する太陽光パネルが270Wで16枚なので、太陽光発電のシステム容量は4.32kWとなります。以下、電力会社に系統連系を行い、10年間の余剰売電の買取期間が適応されるという前提で回答をさせていただきます。
太陽光発電は、地域毎の年間平均日射量×システムの損失係数×システムの容量により年間予想発電量を算出し、それに電気代単価をかければ収益がでます。NEDO日射量データベースによると、東京の千代田区の年間の平均日射量は3.53 時間となります。太陽光発電のシステム容量4.32kWの年間予測発電量は4,500kWh程となります。これに、平成29年度の太陽光の買取価格の28円(予定)を当てはめた場合に、売電により得られる収入は、
4,500kWh(予想年間発電量) × 28円(売電単価) = 126,000円/年
現実的には、日中などに電気を使用すると思いますので、売電はその使用量を引いたものにかける必要があります。各家庭の使用する電力によりますが、太陽光発電で作られた電力の半分を自家消費したとすると、126,000円/年の半分となりますので、余剰売電にて10年間で得られる収益は、おおよそ63万円ほどになります。ただし、設置場所の日照条件、電気の使用量がご家庭の使用状況によって前後しますので、確認をする必要があります。
ソーラーカーポート4.32kWのもとはとれるのか?
300万のソーラーカーポートを設置して、4.32kW容量で太陽光発電の余剰売電の収益だけで、10年で元が取れるのかというと、結論として難しいです。逆に言えば、太陽光発電の収益が得られる63万円以内で設置できるソーラーカーポートを探すか、市販されている、カーポートに太陽光発電システムを設置できるように、自作で太陽光発電システムを作るしかありません。もしくは、住宅の屋根や駐車場以外の敷地に太陽光パネルが設置できて、発電システム容量を10kW以上にして、産業用の買取期間20年を活用すれば、回収は可能かと思います。
太陽光発電を設置するにあたり、よく元がとれるのか?と言う話は、よく出てくるはなしで、これは自動車のハイブリットカーを買って元がとれるか?という話とよく似ています。ハイブットカーは同じ車格の車より、自動車本体の価格が高いです。優遇税制などをつかっても現段階でのトータルコストは、ガソリン車の方が安いということが、よく言われています。
参照>ガソリン車とハイブリッド車対決|性能と維持費から見る違いを徹底比較
では、なぜ元が取れないのにハイブリッドカーを買うのか?それは、ヒトは固定費を嫌うからです。車は高額でも便利だから所有したいが、ガソリン代がかかることがムダだと思うからです。ならば、燃費のよいハイブリッドカーを購入してみようとなるわけです。税金面でも、新車登録から13年以上経過すると自動車税は割増になり、18年以上経過するとさらに割増にる仕組みになります。これも、無駄な固定費です。
ソーラーカーポート設置のポイントは?
実際、車を選ぶとき何を重視しますか?価格やデザイン、燃費、車庫にはいるのか?など、さまざまだと思います。ソーラーカーポートも同じです。ネットで検索すると、さまざまなデザインのソーラーカーポートがあります。ソーラーカーポートを接地しようと考えたときに、どこにポイントをおくかだと思います。
ソーラーカーポートを接地した場合は、毎月の電気代は削減されると思いますので、それをメリットとして捉えるか?どうせカーポートをつけるなら環境にやさしいか太陽光もとか、デザインが気に入ったから、積雪に強く頑丈なもの、非常時に電力供給ができるから設置するなど、どの部分に価値をみいだすか?になると思います。ちなみに、当社で扱っています、2台用 4.86kW システムソーラーカーポートも270万(税抜)になります。価格が高いか安いかを判断には個人差があると思いますが、是非、ソーラーカーポートに価値観を見つけて、設置を検討していただければと思います。
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